2つの辛み成分 体を温める効果大!!生姜の2つの辛み成分 体温め効果の主役は、ジンゲロールとショウガオール 生姜にはカリウム、マグネシウムなどの栄養素が含まれていますが、健康への効果という点では脇役的存在。 主役はむしろ、生姜の辛み成分であるジンゲロールとショウガオール。 この2つが体を温める主役の成分です。 辛み成分 ジンゲロール 生の生姜に多く含まれる。 血流を良くし、免疫力を高める。 血流を良くし、発汗を促す。 血流を良くし、手足の先など体の抹消を温める。 ショウガオール 生の生姜にわずかに含まれる。 加熱するとジンゲロールがショウガオールに変化。 100度近くで長い時間の加熱がより効果的。 ジンゲロールより体温め効果が高い。 胃腸を刺激し体を深部から温める。 その他の成分 ジンゲロン 微量成分。 殺菌効果、健胃作用。 脂肪分解増強作用。 精油成分 皮のすぐ下には、爽やかな香りの元となる香り成分が多数あり、精神安定効果や、集中力を高める効果、食欲増進や疲労回復、健胃・解毒・抗菌・殺菌効果などのさまざまな効果を発揮します。 酵素 生姜にはこの他、調理の際に食肉を柔らかくして旨みを増すタンパク質分解酵素(プロテアーゼ)や、消化酵素(ジアスターゼ)が含まれており、胃腸の働きを助け、消化不良を解消したり、胃もたれや胃酸の過剰分泌などの防止にも役立ちます。 2つの辛み成分の体を温めるメカニズム 生姜の成分の90%以上は水分ですが、保存中に乾燥(脱水反応)が進むにつれて、生の生姜に最も多く含まれているジンゲロールが、ショウガオールに変化。また加熱によってもショウガオールが分解・生成されます。